酒は好きか!!
燻製は好きか!!!!
突然ですが、僕は燻製が大好きです!!
自分の家ではもちろん、BBQや友達の家でも燻製をします。
しかしそんな燻製が大好きな僕でも、賃貸のマンションに住んでいる身。
室内では煙が凄くて臭いがついちゃいそうだし、外でやったら近所の人から苦情が着そう。
どれだけ燻製が好きでも、家で燻製を作るのには抵抗がある人って多いのではないでしょうか。
そこで!!
『スモーク&ロースター けむらん亭』を購入しました!!!!
結論から言うと、今まで買った家電の中で一番良かったって思うほど!!
燻製好きは必見の、最高な家電でしたので紹介したいと思います!!
目次
けむらん亭とは
けむらん亭とは、2015年にPanasonicから発売されました『スモーク&ロースター けむらん亭(NF-RT1000)』
魚を焼くロースターとしての機能をメインに、外に煙と臭いが漏れませんよといった製品。
ロースター機能のみの製品もありますが、これは付加価値として燻製ができる機能がついたものです。
(※ブラウンの色のものが燻製機能付きです。ブラックはロースター機能のみなので、色違いで安いだけと勘違いしないように注意!)
執筆現在、2018年3月と、発売から3年近く経っておりますが、燻製に焦点を置いたレビューがあまりに少なすぎる。
それもそのはず。ロースターとしての性能がとてもいいんです!
魚を焼くときも、けむらん亭に入れて焼くこと20分。裏返す必要もありません。
外には焦げ目がつき、かつ身はジューシーといった素敵な焼き上がり。
ロースターとしての性能がいいだけに、燻製機能はおまけとして捉えてる人が多いように思えます。
燻製のレビューがもっと見たかった自分として、知りたかったことを基準に、3年以上経った今でもまだ”買い”なのかも含めてレビューしていきたいと思います。
けむらん亭は、煙・臭いは本当に漏れない
一番大切なのはこれ。
「煙と臭いは外に漏れないのか」
煙が漏れてしまうなら、中華鍋で燻製してもいいし、外でダンボールを使って燻製したっていいんです。
煙がと臭いが気になるから、けむらん亭の購入を検討しているんです。
その結論でいうと、本当に煙も臭いもけむらん亭の外に漏れてきません!!
それも、中で本当に燻製が作られているのかと不安になるほどです。
購入前は、煙が少しでも出るのであれば、換気扇の近くに置かなきゃいけないから邪魔だなと思っていました。
しかし、そんな悩みも使うと一瞬で解消されました。
実際にこれが燻製中の写真ですが、煙の要素は一切見えません!!
そう、煙が出ないということはつまり、どこに置いても良いということ!!
置き場所に悩んでいる人は気にする必要はありません。
僕は換気扇から離れた、電子レンジの上に置いています!(電子レンジの上は熱くなるので、本来は直に置くことをおススメしません)
もっと言ってしまえば、リビングにだって、自分の部屋にだって置いてしまったっていいわけです。
それくらい、煙に関しては気にする必要がないので、そこがネックな人は購入確定です!
けむらん亭の燻製の種類は熱燻が専門
燻製の方法として、冷燻・温燻・熱燻と3つの方法があります。
この中でも、熱燻のみができる機械です。
というのも燻製機能もロースターの機能と同じで、常に熱を発し続けます。
その熱でスモークチップを熱し、煙を出します。
冷燻や温燻ができる機能、または消臭のみの機能はありません。
この情報がどこにもなくて悩んでいたのですが、やっぱりありませんでした。
ですが、熱燻しかできないからといって幻滅することはありません。
良いことも多かったので、下にメリットとデメリットをまとめました。
熱燻のメリット
1.スモークチップが使える
スモークチップとはこのようなものです。
冷燻などに使うスモークウッドという固形の物と比べて、安価で購入できます。
けむらん亭を使用して頻繁に燻製をするようであれば、スモークチップが使えるという点は経済的にもメリットです。
2.肉や魚を焼きながら燻製できる
熱燻は常に食材に熱を与え続ける燻製方法です。
つまり、加熱と燻製が同時に行えるということ!
冷燻や温燻は、予め表面を焼いた上で燻製しなくてはいけません。
しかし熱燻は、その工程を省くことができます。
しかも、前述した通り、ロースターとしての性能がとても良いのです!
豚バラブロックやサバの燻製をしたのですが、食材とスモークチップを入れてオートで20分。
中までしっかり火が通った上に、燻製の香りづけもバッチリ、さらにみずみずしくジューシーな仕上がりです!!
簡単で美味しいというのは、こんなに幸せなことはありません。
前日に塩,黒コショウ,にんにくを塗っておいた豚肉を、生肉のまま燻製モードで25分調理したものです。
凄くおいしくて笑いが止まりません!!笑
熱燻のデメリット
1.半熟卵など、火を通したくない料理には使えない
燻製の定番に、ゆで卵とチーズがあります。
ここは少し難しいかな・・・と。
チーズは溶けてしまいますが、控えめ香りづけなら作れます。
大体13分くらいでしょうか。形を失わないギリギリを狙います。
お店で観るような茶色の香ばしそうな色をしたチーズにはなりませんが、味はしっかり燻製です。
半熟卵は無理ですね!
どう頑張っても、火が通ってしまって完熟になってしまいます。
これならうずらの卵の方が燻製として潔く、香りも付きやすいので美味しく作れます。
というわけで、火を通したくない生の食材や、半熟卵などの火加減が命の食材は無理でした!残念!!
2.こげ茶色になるほどの濃い燻製ができない
あの香ばしいこげ茶色の燻製って理想ですよね。
しかし、燻製を普段からする人はわかるかと思いますが、あの色を出すのは20分程度では無理なんです。
少なくとも1時間。長い人は数日かけて作られたのあのこげ茶色。
けむらん亭の基本の機能は30分まで。
食材が焦げてしまったり、スモークチップが焼け切ってしまう時間を考えてもそれが限度でしょう。
物凄く濃い燻製しか興味がない!という人には向かないなと感じました。
実際に僕も最初は燻製が弱いかな?と感じましたが、今では控えめな燻製がちょうどよく、普段使いにはベストかと思っています。
けむらん亭の燻製時間は10分~30分。日常生活で頻繁に燻製ができる
上にメリットとデメリットをまとめましたが、そういった細かいことは置いたとして、
けむらん亭を購入してよかったと思える一番大きな点は
『ほぼ毎日、普段の料理に燻製が取り入れられる』ということです。
燻製って、前日から食材に味付けをして、水分がなくなるよう乾燥させて、
当日もスモーク用の準備をたくさんして、隣の家が洗濯物を干していないかチェックして、火加減を常に保って・・・。
その手のかかる部分が楽しいところであり、燻製の面白さの部分なのは重々承知です。
でも、仕事終わりで料理を作ったり、毎日家族全員の料理を作ったりしてると、そんな余裕はないんです。
しかしこのけむらん亭を使うと、
・味付けや乾燥はパパっと(塩塗り込んで冷蔵庫に前日から置いておく程度)
・準備はスモークチップを敷いて、アルミホイルで包むだけ
・煙が出ないからいつでも燻製ができて
・平均20分放置で完成
こんなに簡単なんです!!
僕は仕事から帰ってくるのは21時を過ぎます。それでも燻製できます!
豚バラブロックをけむらん亭に入れておけば、カレーの野菜を茹でてる間に豚肉の燻製終了。簡単に燻製カレーだって作れます。(めっちゃ美味い)
家電大好き人間ですが、これほどまでに買ってよかったと思う家電は初めてです。マジで。
本気でおススメ!
発売して3年でもまだまだ現役。次世代機を待つ必要はありません!
発売してから3年も経つので、そろそろ次世代機が出るのではないかと不安に思っている部分はありました。
しかし、けむらん亭の消臭性能は凄いもので、これ以上の消臭性能は無理だろうと思うほど!!
つまり、消臭性能に重点を置いている人はいまがチャンス!!
初値が35000円だったのに対し、いまは19000円ほど。かなり安くなってます!
ロティサリーチキンなどの大きい食材を焼きたい場合は『ロティサリーグリル&スモーク nb-rdx100』という選択肢もありますが、こちらは40000円以上、定価だと税込み60000円ほどです。
値段はかなり上がってしまうので、けむらん亭で悩んでる人の対象ではないのかなぁと思います。
しかし、高温モードと低温モードがあるということなので、チーズなどの燻製がメインの人には向いているかもしれません。
そんな新商品がでている中、安くなったけむらん亭を購入しましたが、自分は大変満足しています。
安くなった今がチャンス!!
3万円以上だと悩むけど、2万円を切るなら・・・そんな人は安くなったけむらん亭を狙ってみてください!
何度も言いますが、発売から3年経ってますし、新しい製品も出ていますので、いつ生産終了になるかわかりません。
家電は、『買いたい時が、買い替え時』ですよ!!
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